
100V・ドレンレス
TRUSCO スポットエアコン 100V・ドレンレス
型番:TS23ECN-1DL
排水管理を簡略化しつつ局所冷却したいプレハブ
熱中症対策ナビ編集部 更新日:2026年7月22日
「エアコンが効かない」「スポットクーラーを置いたのに室内が暑い」「工場扇を増やしても熱気が残る」。プレハブやユニットハウスは、設備を追加する前に、日射・排熱・湿度・電源・利用人数を分けて診断することが重要です。

この記事の結論
プレハブの暑さ対策は、①室内WBGTと熱の入り方を測る、②屋根・西面・窓への日射を外側で遮る、③天井付近の熱気とスポットクーラーの排熱を屋外へ出す、④冷房を人のいる範囲へ届ける、⑤工場扇・サーキュレーターで冷気を循環する、⑥高湿度時は除湿と排水を管理する、⑦冷却休憩所・飲料・身体冷却・報告手順を整える順で進めます。
工場扇だけで室温は下がらず、スポットクーラーも排熱を室内へ戻すと効率が落ちます。まず電源・窓・排熱経路を確認し、建物対策と設備対策を組み合わせてください。
まず比較したい代表6商品
狭いプレハブで導入しやすい100Vスポットクーラー、排水管理を考えた機種、床を塞ぎにくい壁掛け送風、冷気循環、湿度管理、別区画の冷却休憩所という6つの入口から比較できます。

100V・ドレンレス
型番:TS23ECN-1DL
排水管理を簡略化しつつ局所冷却したいプレハブ

小型・100V
型番:SS-16MAW-1
狭いプレハブへ持ち込み、席単位で冷風を当てたい現場

壁掛け・省スペース
型番:TFZPA-45W
狭い休憩所で通路と床面を確保したい現場

冷房効率を高める区画
型番:SS-TNT-1827-C
プレハブ内が冷えない場合に、別の小さな冷却休憩区画を設けたい現場

100V業務用除湿
型番:DM-22
蒸し暑く結露しやすいプレハブで、冷房と併用して湿度を管理したい現場

小型・上下左右首振り
型番:PCF-SCC15T-W
エアコンの冷気を狭いプレハブ全体へ混ぜたい現場
| 段階 | 確認すること | 主な対策 | 商品を選ぶ前の注意 |
|---|---|---|---|
| 1. 測る | 室内WBGT、時間帯、場所差、利用人数 | 入口・窓際・中央で記録 | 外気温だけで判断しない |
| 2. 遮る | 屋根、西面、窓への日射 | 外付け日よけ、遮熱・断熱 | 避難・換気・室外機を塞がない |
| 3. 逃がす | 天井熱気、機器排熱 | 換気、排熱ダクト | 高温時の外気導入は時間を選ぶ |
| 4. 冷やす | 冷房能力、100V・200V | エアコン、スポットクーラー | 排熱・ドレン・回路容量を確認 |
| 5. 回す | 冷気の滞留、死角 | 工場扇、サーキュレーター | 送風機だけで室温は下がらない |
| 6. 湿度管理 | 蒸し暑さ、結露 | 冷房の除湿、除湿機 | 除湿機の発熱と排水を管理 |
| 7. 運用 | 休憩、補給、異常時 | 冷却休憩所、身体冷却、手順 | 商品だけで対策を完結させない |
プレハブの暑さは、単に「断熱材が少ない」だけで決まりません。屋根や外壁が日射を受ける、窓から西日が入る、天井付近に熱気がたまる、扉の開閉が多い、パソコンや冷蔵庫などの発熱がある、冷房機器の排熱が室内へ戻る、といった要因が重なります。短期の仮設事務所では施工制約、レンタル物件では穴あけ制限、建設現場では電源容量と粉じんも判断材料です。
したがって、「何畳だからこの機種」という決め方だけでは不十分です。建物の向き、窓面積、滞在人数、扉の開放時間、発熱機器、排熱経路を確認し、改善後は同じ場所・同じ時間帯のWBGTを比較します。
休憩所全体の備品計画は現場休憩所の暑さ対策、スポットクーラーの排熱・方式比較は工場の冷風機の選び方と気化式冷風機のデメリット、送風機器の深掘りは工場扇の選び方を参照してください。

| 症状 | 疑う原因 | 確認方法 | 優先対策 |
|---|---|---|---|
| 午前はよいが午後に急に暑い | 西日・屋根への蓄熱 | 西面と天井付近を時間別に測る | 外付け遮蔽、冷房開始時刻の前倒し |
| スポットクーラー周辺だけ暑い | 排熱の室内滞留 | 熱風吹出口と窓までの経路を見る | 適合排熱ダクトで屋外へ排出 |
| 足元は冷えるが顔周りが暑い | 上下温度差・冷気滞留 | 床付近と着座高さを比較 | サーキュレーターで空気を混ぜる |
| 雨の日や梅雨に蒸し暑い | 高湿度・換気不足 | 温湿度と結露を記録 | 冷房除湿、必要に応じ除湿機 |
| 休憩時間に人が増えると暑い | 人数・扉開閉・内部発熱 | 最大利用人数時に測る | 交代休憩、冷房区画、機器能力見直し |
| 冷房を入れても入口付近が冷えない | 冷気流出・外気流入 | 扉開放時間と気流を確認 | 出入口運用、風向調整、区画化 |
応急改善は、本格的な遮熱・断熱や空調能力の見直しを代替するものではありません。改善前後のWBGTを記録し、数値が十分に下がらない場合は、利用人数の制限や別の冷房休憩場所を確保します。
冷房機器を追加する前に、屋根や西面へ入る日射を減らすと、機器が処理する熱負荷を抑えやすくなります。外付けの日よけ、遮光ネット、二重屋根、遮熱塗装、断熱改修は、利用期間と施工許可で選びます。すだれやネットを使う場合も、風荷重、落下、火気、避難経路、室外機の吸排気を妨げない固定が必要です。
| 対策 | 向く状況 | 長所 | 確認事項 |
|---|---|---|---|
| 外付け日よけ・遮光 | 短期・賃貸・施工制約あり | 比較的早く着手 | 固定、風、避難、原状回復 |
| 窓の遮熱 | 西日・窓際が主因 | 室内配置を変えず対策 | ガラス適合、熱割れ、視認性 |
| 二重屋根・断熱改修 | 長期常設 | 建物全体の負荷低減 | 構造、施工、結露、防火 |
| 遮熱塗装 | 屋根・外壁の改修時 | 広い面を一体で対策 | 下地、耐久、施工時期、保証 |

プレハブでの失敗が多いのは、冷風口だけを見て機種を決め、排熱口と窓の位置を後から考えることです。設置前に、電源、排熱の出口、ドレン、冷風を届ける席、騒音、搬入寸法を図面へ落とします。冷風と排熱が近い、排熱が出入口へ回り込む、ダクトを無理に曲げるといった設置は避けます。
100V機は仮設事務所へ持ち込みやすい一方、同一回路で電子レンジ、冷温庫、除湿機などを併用すると容量不足の原因になります。ブレーカー表示だけでなく、コンセントの回路系統と既存負荷を電気担当者が確認してください。冒頭のスイデン SS-16MAW-1とTRUSCO TS23ECN-1DLも候補です。

冷暖房・可搬
型番:TAD22NW
夏冬兼用の仮設事務所で、局所冷暖房を検討する現場

業務用スポット冷却
型番:SPC-25ACN
プレハブ内の受付席・休憩席などを局所冷却したい現場

単相100V・1口
型番:SS-25ELW-1T
100V電源で受付席や休憩席を局所冷却したいプレハブ

100V・固定冷風
型番:TS25ECN-1
冷やす席を固定し、100Vで局所冷却したいプレハブ

100V・首振りなし
型番:SS-25ELN-1
固定席や救護スペースを局所冷却したいプレハブ

100V系・2.5kW表記
型番:ISAC-1201-B
休憩席や受付周辺を局所冷却するプレハブ

防雨型・100V
型番:SS-25DJR-1P
軒下や開放部に近い場所で使用条件に合う機器を探す現場

100V・首振り
型番:TS25DCN-1
複数席へ順番に冷風を届けたいプレハブ休憩所
大人数利用や開口部が多い場合は大型機が候補になります。ただし、三相200V電源、プラグ、配線、重量、運搬、排熱量も大きくなります。短期現場ではレンタルを含め、設置から撤去までの総コストで比較します。

三相200V・首振り
型番:SS-25DL-3T
電源容量を確保でき、複数席へ冷風を振り分けたい現場

強冷却・三相200V
型番:TS-28DW-3NDL
大型プレハブや出入りが多い休憩所で強い局所冷却が必要な現場

大型・三相200V
型番:SPC-100B
大人数の仮設休憩所や開放部が多い大型プレハブ
汎用ダクトを無理に取り付けず、メーカーが認める適合部品を選びます。長すぎる延長、急な曲げ、出口の塞がり、雨水侵入、結露水の滴下を点検します。

排熱対策部品
型番:TSN-EDS300H
スポットクーラーの熱風を窓や開口部から屋外へ逃がしたいプレハブ

| 目的 | 置き方の考え方 | 向く機器 | 注意 |
|---|---|---|---|
| 朝の熱気を出す | 高い位置の熱気を外へ押し出す | 壁掛け・スタンド | 外気の方が涼しい時間に行う |
| 冷房の冷気を回す | 床付近の冷気を着座範囲へ循環 | 小型サーキュレーター | 人へ強風を当て続けない |
| 出入口の熱気侵入を抑える | 室内側へ冷気の流れを作る | スタンド・卓上 | 避難・搬入動線を塞がない |
| 複数プレハブで共用 | キャスターで移動 | キャスター・トレー型 | 段差とコードを管理 |
| 広い隣接作業場も送風 | 安全距離を確保し大風量 | 60〜105cm大型扇 | 騒音、固定、巻き込み防止 |
冒頭のゼフィール壁掛けとIRISサーキュレーターは、省スペースと冷気循環の比較入口です。壁掛けはプレハブの薄い壁面へそのまま固定できるとは限らないため、下地補強を確認します。

卓上・省床面
型番:TFZPA-45A
棚や台の上から冷気を循環させ、床を空けたいプレハブ

壁掛け・床置き兼用
型番:HVD-9AC
設置条件に合わせて冷気循環と換気補助を切り替えたい現場

壁掛け・床を塞がない
型番:TFBA-45W-BK
狭いプレハブで床面を空けながら、冷気や換気流を補助したい現場

スタンド・100V
型番:SF-45VS-1VP2
入口や窓から排熱し、室内へ冷気を回したいプレハブ

据置き・大風量
型番:AF-45A
入口から外気を取り込み、反対側から熱気を逃がす補助送風

全閉式・スタンド
型番:FAFP-45S
粉じん等のある周辺環境での使用条件を確認しつつ送風したい現場

移動・備品トレー
型番:TFZPA-45T
プレハブ間を移動し、送風機と備品を一緒に運用したい現場

スタンド・汎用
型番:TFZPA-45S
窓・入口と組み合わせて排熱や冷気循環を行う現場
大型扇は風量だけで選ばず、プレハブ内に安全距離を確保できるか、出入口を塞がないか、会話や休憩を妨げる騒音にならないかを確認します。

エア駆動・大型
型番:AFG-24NL
電動機器の使用条件に制約があり、圧縮空気設備がある現場

大型DC・75cm
型番:DF-75
広めのプレハブや隣接作業エリアへ大きな気流を作りたい現場

超大型DC・105cm
型番:DF-105
プレハブ単体より広い隣接作業場も含めて大風量送風したい現場

大型DC・60cm
型番:DF-60
中規模プレハブや入口付近で省スペース寄りの大風量を使いたい現場

梅雨や雨天時に室温だけでなく湿度が高い場合、冷房の除湿運転、換気時間の見直し、結露源の確認、必要に応じた業務用除湿機を検討します。除湿機は室内へ熱を放出するため、「人がいる時間の単独冷却機器」としてではなく、冷房の補助、直接排水、無人時間の乾燥など目的を分けます。
冒頭のナカトミ DM-22は、商品ページとメーカー公式で使用温湿度範囲、プレハブでの使用目安、直接排水、発熱、騒音を確認して選びます。
ミストは水の気化を利用するため、風通しが悪く湿度の高い室内では、蒸し暑さ、床の濡れ、電気機器や書類への影響が問題になります。プレハブ内で常用するのではなく、入口を大きく開放できる半屋外、屋外待機場所、資材置場などでメーカーの使用条件に沿って検討します。

開放部・屋外向け
型番:MF-22
入口を開放できる半屋外スペースや、プレハブ外側の待機場所

エア駆動ミスト
型番:ACM-A
開放された半屋外のプレハブ周辺で気化冷却を補助したい現場


プレハブ全体を短時間で改修できない場合、利用人数を絞った小さな冷房区画を作る方法があります。冒頭のスイデン クーラーテントは、対応する冷房機器、固定、換気、出入口、収容人数を確認して検討します。飲料や保冷剤は、利用人数と交代回数から補充量を決めます。
飲料・保冷剤の積み方は現場クーラーボックスの準備、個人冷却の運用注意は水冷ベストのデメリット、室内WBGTの基準・法令はWBGT基準値と労働安全衛生法をあわせて確認してください。

移動式冷却拠点
型番:DHEBOXJE3000BSET
電源工事が難しいプレハブや仮設休憩所で、冷却環境を移動運用したい現場

保冷・保温
型番:UL18DE(WMGZ)
飲料や保冷剤をプレハブ休憩所にまとめて備えたい現場

小型保冷
型番:ISL-5SB
少人数のプレハブや巡回担当者が飲料・保冷剤を個別管理する現場

冷却資材の現場製造
型番:D-ICE
複数現場へ冷却資材を供給する本部・大規模拠点

パーソナル冷却
型番:DHE-BOX
エアコン工事が難しい仮設休憩所で局所的な冷却拠点を追加したい現場

保冷剤式ベスト
型番:TCV-BK
外作業からプレハブへ戻る作業者の身体冷却を補助する現場

首元冷却
型番:02441-0
休憩時に首元を冷やす補助用品を個人配備したい現場

冷却ベスト・XL
型番:IC101S-35-XL
体格に合わせた保冷剤式冷却ベストを支給する現場

冷却ベスト・F
型番:IC101S-35-F
フリーサイズ相当の保冷剤式ベストを共通備品化する現場

保冷剤セット・LL
型番:TICEV-LL-SET
交換用保冷剤を含むセットを個人配備したい現場

注水式ベスト
型番:TL-WICB-BCS/BK-S
水を使った冷却ベストを運用できる現場

水冷ベスト
型番:ETHCV26XL
高温作業で水冷式ベストを個人配備する現場

水冷ウェア
型番:ICMPX2-BLV-SET
外作業者へ循環水式の冷却装備を支給する現場

水冷+ペルチェ
型番:LX-HYPV
複合冷却方式のベストを支給する高温作業現場

背中送風
型番:FP-AA37SEGYF
屋外作業者へ送風式の補助冷却を支給する現場

冷却ウェア
型番:TKCV24FNV
外作業とプレハブ休憩を往復する作業者へ冷却装備を支給する現場

ペルチェ首元冷却
型番:LX-PNB
休憩時や軽作業時の首元冷却を補助する現場

ファン付き作業服
型番:XE98034-19-3L
屋外作業者へ半袖タイプの送風ウェアを支給する現場

ファン対応ベスト
型番:AC1154-35-M
屋外作業者のファン付きウェア候補として支給する現場

ペルチェ+送風
型番:SKT-CS52
送風と接触冷却の複合装備を検討する現場

ペルチェ付き空調服
型番:N25-03SG-M
送風とペルチェ冷却を組み合わせたウェアを支給する現場

身体冷却の補助
型番:02509-0
プレハブから屋外作業へ戻る前後の短時間のクールダウン補助

接触冷感インナー
型番:5681504011
冷却ウェアの内側や通常作業着の下へインナーを支給する現場

体調管理補助
型番:1020467
巡視や声掛けを補助するウェアラブル機器を導入する現場
| 用途 | 主な課題 | 優先対策 | 商品群 | 運用上の注意 |
|---|---|---|---|---|
| 仮設事務所 | PC・複合機の発熱、西日 | 外付け遮蔽、空調、循環 | 100Vスポット、サーキュレーター | 騒音と回路容量 |
| 現場休憩所 | 短時間に人数集中 | 冷房区画、補給、横になれる場所 | クーラーテント、冷温庫、身体冷却 | 休憩交代と清掃 |
| 守衛・受付プレハブ | 固定席、扉開閉 | 席への局所冷却、出入口気流 | 小型スポット、壁掛け送風 | 来訪動線を塞がない |
| 資材・設備監視小屋 | 高湿度、結露 | 除湿、換気、機器保護 | 除湿機、サーキュレーター | 無人時運転と排水 |
| プレハブ外の待機場所 | 直射日光、照り返し | 日陰、開放部ミスト、飲料 | ミストファン、冷却用品 | 湿度・風向・電気設備 |
| 時間 | 確認 | 担当 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 始業前 | WBGT、機器、排熱、飲料、体調 | 職長・安全衛生担当 | 測定値、異常、欠品 |
| 作業中 | 巡視、休憩、補給、機器停止 | 職長・バディ | 休憩時刻、申告、対応 |
| 休憩時 | 収容人数、室内WBGT、身体冷却 | 休憩所担当 | 混雑、補充、故障 |
| 終業後 | 体調悪化、電源、ドレン、清掃 | 責任者 | 残件、翌日対応 |
| 週次 | フィルター、コード、固定、在庫 | 設備・購買 | 点検結果、交換 |
2025年6月1日から、対象となる暑熱作業では、熱中症の自覚症状がある人や疑いのある人を早期に把握するための報告体制と、作業離脱、身体冷却、必要に応じた医療機関への搬送などの手順を整え、関係者へ周知することが重要です。プレハブを冷やすだけで法令対応が完了するわけではありません。
休憩所には、連絡先、担当者、体調不良時の手順、救急要請の判断、現場住所・入口案内、冷却用品の位置を分かるようにします。機器の故障や停電時に利用する代替休憩場所も決めます。

屋根・壁への日射、断熱性能、窓からの熱、換気不足、室内機器や人からの発熱が重なりやすいためです。まず屋根・西面・窓・天井付近の熱気と、室内WBGTを確認します。
最初に室内WBGTと電源・排熱経路を確認し、日射を外側で遮る、熱気を外へ逃がす、冷房を追加する、冷気を循環させる順で改善します。商品を先に選ぶより、熱の入口と出口を特定する方が誤購入を減らせます。
一律には言えません。スポットクーラーは人や席の局所冷却に向きますが、排熱を室外へ出さないと室内へ熱が戻ります。建物全体を冷やしたい場合は、日射遮蔽・断熱・換気・適切な空調能力も検討します。
窓、換気口、専用開口などから屋外へ出し、排熱が吸気側や出入口へ戻らないようにします。適合ダクト、延長可能長さ、固定、結露、雨水侵入は機種ごとに確認してください。
既設電源、必要な冷房能力、設置場所、移設頻度で選びます。100Vは導入しやすい一方、同じ100V回路で他機器を使うと容量不足になることがあります。三相200Vは配線・プラグ・設置条件を電気担当者と確認します。
工場扇やサーキュレーター自体が室温を下げるわけではありません。外気導入、熱気排出、エアコンの冷気循環、体感改善の補助として使います。外気の方が高温な時間帯は、無計画な換気が逆効果になる場合もあります。
壁材だけで支持できるとは限りません。振動と荷重に耐える下地・補強、取扱説明書の取付条件、電源位置を確認します。賃貸・レンタルのプレハブは、穴あけ前に所有者へ確認してください。
冷房使用時は冷気が滞留する場所から人のいる範囲へ循環させ、天井付近の熱気を排気口へ送る配置を検討します。扉や机で風路を塞がず、実際のWBGTや温度分布を測って調整します。
高湿度時の不快感や冷房負荷の管理に役立つことがありますが、除湿機は運転時に室内へ熱を放出します。冷房との併用、直接排水、無人時間の乾燥など、目的を分けて運用してください。
閉め切った室内では湿度上昇や床・機器の濡れに注意が必要です。基本的には入口を開放した半屋外や屋外待機場所で検討し、メーカーの使用条件、換気、給排水、電気設備への影響を確認します。
不要とは限りません。ドレンレス運転が成立する温湿度条件や、結露水が増える条件があります。取扱説明書で排水方法と高湿度時の扱いを確認し、漏水時の受け皿や点検も決めます。
屋内でも暑熱環境は場所や時間で変わるため、実際に人が滞在する位置で確認することが重要です。入口、窓際、中央、天井に近い場所で差が出ることがあるため、代表地点と測定時間を決めて記録します。
冷房または涼しい環境、横になれる空間、飲料・塩分、身体冷却用品、連絡手段、異常時の対応手順が基本です。利用人数、交代時間、作業場所からの距離も含めて設計します。
現場条件によっては小さな冷却区画として補完できますが、収容人数、冷房機器との適合、換気、固定、出入口、消防・避難動線を確認します。プレハブ内が冷えない場合の追加休憩場所として検討できます。
不要にはなりません。冷却ウェアは身体冷却の補助であり、冷房・日陰・休憩・水分塩分補給・作業時間管理・WBGT確認と組み合わせます。体調不良時は着用継続で我慢させず、作業から離脱させます。
窓からの日射低減には役立つ可能性がありますが、屋根・壁・隙間・換気・室内発熱も確認が必要です。ガラスの種類によっては使用できないフィルムもあるため、熱割れや原状回復を含めて施工条件を確認します。
緊急時は冷房・休憩環境を確保しつつ、継続利用するプレハブでは日射を外側で止める対策を並行します。短期レンタルか長期常設か、施工許可、予算、電源容量で優先順位を決めます。
機種の取扱説明書と現場の電気管理基準に従ってください。定格不足、長いコード、巻いたままの使用、複数機器の同時接続は発熱や電圧降下の原因になります。専用回路の要否を電気担当者へ確認します。
分電盤の回路、定格、既存負荷、コンセントの系統を電気担当者が確認します。スポットクーラー、除湿機、冷温庫、ポータブル電源充電などを同時に使う場合は合計負荷と起動時の条件も確認します。
利用人数、用途、発生源、建物の換気設備に応じて必要です。ただし扉を常時全開にすると冷房効率が落ちます。換気時間や開口を決め、熱気・臭気・二酸化炭素等の管理と冷房効率を両立させます。
単に休ませるだけでは不十分です。直ちに作業から離脱させ、涼しい場所で身体を冷却し、一人にせず状態を確認します。意識障害など緊急性が疑われる場合は救急要請を含む手順に従ってください。
対象となる作業では、熱中症の自覚症状や疑いのある人を早期に把握する報告体制と、作業離脱・身体冷却・必要に応じた医療機関への搬送などの手順を整え、関係者へ周知することが重要です。最新の厚生労働省資料と社内手順を確認してください。
暑くなってから機器を探すと在庫・電源工事・排熱加工が間に合わないことがあります。春までに現場調査と予算化、梅雨前に試運転、夏季はWBGT記録と運用改善、秋に不具合・交換品を整理する流れが実務的です。
日時、天候、室内外WBGT、利用人数、機器の運転状況、扉・窓の状態、休憩時間、体調申告、異常・故障を記録します。改善前後を同じ条件で比較すると、追加投資の判断や翌年度の標準化に使えます。
プレハブの暑さ対策では、冷房機器を追加するだけでなく、日射、排熱、冷気循環、湿度、電源、利用人数を順番に確認します。スポットクーラーは排熱を屋外へ出し、工場扇・サーキュレーターは目的に合わせて向きを変え、除湿機は発熱と排水を管理します。
商品導入後も室内WBGTを測り、休憩、水分・塩分補給、作業時間管理、体調確認、報告・離脱・身体冷却・搬送手順を継続してください。